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2018/10/01 09:57

***日本に届けてくれているワイルドツリーさんに伺った
           ミツバチとミツロウキャンドルのお話***


神様からの贈り物 ミツロウ

 ミツロウ(ビーズワックス)とは、ミツバチが巣を作るために体のなかでつくりだすロウのことです。ミツバチが花のミツを体のなかでハチミツにつくりかえているときに、おなかの方(ロウキョウ)からはロウがでてきます。ミツバチはこのロウを口にいれて、さらに二〇分くらいかみつづけてミツロウにします。そしてミツバチたちは、そのミツロウをつかい、触角を定規にしてはかりながらあのキレイな六角形の巣をつくっていきます。
 一キログラムのミツロウをつくりだすためにミツバチたちが飛ぶ距離をたすと、地球を八周(三二万キロメートル)もすることになります。 ちがういい方をすると、ティーライトキャンドル三個弱(約五〇グラム)のミツロウをつくるために、五〇〇〇匹から六〇〇〇匹のミツバチが二週間ものあいだ働いてくれたのです。
 だから、むかしの人たちは、ミツバチのはたらきに感謝して、神様からの贈りものとして、だいじに、だいじにあかりを灯しました。


生体リズムを取り戻すミツロウキャンドルの温もり

 キャンドルは、明かりを灯すだけのものではありません。私たちは、空気中に広がるその成分を、呼吸や皮膚を通して体内に吸収します。
 特に、アロマセラピーで使われるキャンドルについては、もっと関心がもたれてもよいはずです。アロマセラピーでは、使っているエッセンシャルオイルが純正のものかどうかが問われます。ところが、アロマポットを使うときに、キャンドルが燃えて空気中に広がる成分は、揮発させる数滴のエッセンシャルオイルの一四〇倍以上にもなります。つまり、アロマセラピーではエッセンシャルオイルと同じように、あるいはそれ以上に、キャンドルの質が大事な要素なのです。
 エジプトやクレタでは紀元前三〇〇〇年ころからミツロウキャンドルがつくられています。
ミツロウキャンドルの炎は古代から変わらずに伝わる炎です。古代へ、中世へ、ミツバチたちのユーカリの森へ、いま地球上のどこかにいる誰かのもとへ、そして無窮の彼方へ。あなたの意識が、炎から炎へと時空を超えて自由に旅し、自分の宇宙が無限に広がることでしょう。
 人類の生きてきた年月につながる命のことを想い、そして日々の「失われてゆく時間」ではない地球の時間、今この瞬間をみつめ、いきることで無限になる時を感じ、とりもどすことができるのではないでしょうか。
 ミツロウキャンドルが燃えすすむと、ミツロウを透して夕日のような温かいオレンジ色の光りが広がります。その炎を見つめていると、穏やかに心が静まり、部屋がいつもとは違う不思議な空間に生まれ変わります。
 二四時間、蛍光灯の太陽の光に近い白く、明るい光に満ちているわたしたちの生活からは、空間の陰影や奥行、体で感じる時間の流れが消し去られています。太陽の光を浴びない昼、明るすぎる夜は、不眠やストレスの原因にもなっています。太陽光の明暗が調整してくれる一日二四時間を周期とする生体リズムが狂ってしまうのです。ミツロウキャンドルのオレンジ色の炎がつくりだす、陰影のある温かく、柔らかな空間は、心を静めてくれるとともに、太陽と地球のリズムに導かれている本来の体のリズムを取りもどす手伝いをしてくれます。



世界中で最も品質が高いワックスのひとつ オーストラリア産のミツロウ

 その品質の高さは主としてミツバチ達が集うユーカリの木と関係があると言われています。ユーカリにはすぐれた抗菌作用があります。また、オーストラリアは世界で唯一ミツバチの伝染病であるバロア病に侵されていない、商業用ミツバチの生息国です。他の国ではバロア病の元となる害虫を薬品でいぶして繁殖を止めますが、オーストラリアではその必要が全くないのです。

(写真は日本のみつばち)


自然を守る「ビーズキーパー」

 オーストラリアでは、ミツロウをとるとき巣箱の中を清潔に保ち、ミツバチの健康をそこねないように、箱のフタなどにつくられたよぶんな巣=ミツロウだけをとりだします。ミツロウをとったあとは、巣をそのままミツバチにかえします。自然から収奪するのではなく、この先も自然の恩恵に与ることができるよう気遣いながら、ミツバチのコロニーが繁栄していくことを第一に考えて育ててゆくというのが、オーストラリアのビーズキーパーの大切な仕事となっています。
ビーズキーパーとは、日本語では養蜂職人と訳されますが、英語の文字どおりミツバチをまもる人、まもりながら育てていく人のことなのです。「自然をまもり育てながら、その恵みを人間がいただく」「人間が自然に手を入れることで、自然と人間の両方にとって、プラスになること」こうした自然とのつきあい方は、ステキですね。
 ノーザンライト社は、ミツバチの世界を守るために、当然のように環境保護にも心をつくしています。パッケージにはリサイクル紙を使用し、インクには大豆インクを使っています。アロマ用キャンドルの容器にはアルミではなくブリキを使い、使い回しをするように設計されています。また、パラフィン、プラスティック、化学物質の入った接着剤やインク、化学燃料などは一切使用していません。
 古代からの芸術ともいえるミツロウキャンドルの炎を守り続けるという創業者ジェフリーの信念は、自然ととも生きその恵みをいただくという生き方、あり方を体現しています



ワイルドツリー 平賀裕子さんからのメッセージ

「2002年、オーストラリア・ノーザンライト社の創設者ジェフリー・ギブス氏と出会い、彼が作り出すミツロウキャンドルを、その背景にある物語と共に日本の皆さんに紹介するために、ワイルドツリーは設立されました。以来、ミツロウを使った手作りコスメやナチュラルコスメ、作家さんの温もりが感じられるキャンドルホルダーなど、同じコンセプトのアイテムを少しずつ増やしています。作る人、販売する人、使う人、地球環境など全てに対し「serenity」(=誠実であること)をスタッフ全員が共有し、自分達の暮らしとかけ離れない、身の丈のビジネスを目指しています。」


伊那市駅前商店街にあるワイルドツリーさんの事務所とショップがあります。自社製品だけでなく、地域の作り手さんの食品や器など、志を同じくする会社が企画する布製品や食品などが販売されています。
代表の平賀裕子さんは繋げる人。紹介上手。風のように軽やかに行動し、近いところも遠いところも人やものを繋げて広げて行く人。才女でありながらいつまでも少女のように無邪気で愉しみ上手な人でもあります。




キャンドルトレイに。

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