2019/11/30 23:02
不思議なご縁で、木曽谷にある山の家を譲り受けました。ここをひとつの場として活動を始めます。「イル」という屋号を2005年から始めて、「灯鳥(ぽとり」という箱の名前を広げ、山梨にて自然な食とものにまつわる...
2019/11/15 02:30
小さな道具を野山に連れて行って手仕事をしたら、ああ、どんなに気持ちいいだろう。そう思いついて出かけた初夏の湿原は、一寸先しか見えない霧の中。それから夏がすっかり終わり、秋も終わりそうになって羊毛の...
2019/11/10 23:19
指先で触れるだけでも心地よいオーガニックコットン。その癒しの力に存分に包まれる最高の布使いのハンモックをご紹介いたします。 染色によるダメージのない無染色のオーガニックコットンの柔らかさ、温かさ。包...
2019/11/10 21:25
冬が近づくにつれて、羊の毛に想いが偏る。でもその伏線はすでに夏にあり、さらにその伏線は幾重にも重なっている。衣服の素材の選択肢としての「ウール」からさらに「羊の毛」として考え出したのは記憶にある限...
2019/10/17 17:59
昨夜、夢の入り口。かつての刺繍作品の中に描かれた「時の扉」の岩穴へ入っていく。なにか違う世界に入った感覚があった。そして時の向こうに何かを伝えようとしている私。わたし?あ、未来の私だ。伝えようと...
2019/10/11 00:00
風に吹かれて草を喰む 羊は 柵の向こうの家を見た 窓辺では 二本の針がせっせと動いて 僕らの毛が靴下になってゆく 女たちは糸を編む おし...
2019/10/10 00:00
大陸の西の端の港町男たちの帰りを待ち待ち羊の糸を編んでいく水平線に目をやりゃ 心はシケて手元に目をやりゃ 心は凪いで行ったり来たり男たちはもう直ぐ帰る急がなくっちゃ羊の帽子まだできない水平線に目を...
2019/08/27 13:56
旅するデザイナーBig Hugの永井さんが、スイスで見つかったミイラの写真をニュースでみたのがこのサンダルをデザインしたきっかけだそうです。作るのはタイの皮職人Oddさん。ビッグハグで長年人気のレザーシュー...
2019/01/30 14:34
あなたは 苔むす森に遊ぶ 木霊。黄、緑、黒。草木に染まった手紡ぎ糸を合わせて編んだら光、苔、闇。雨風さむさのあるまま育った樹皮のリズムで手の動くまま、気の赴くままにぐるりと編んだ。生成りモール糸の...
2018/06/18 15:42
キャンドルを灯すくらしと聞けば、1日の活動を静める夜の時間が思い浮かびます。私が日常で最も頻繁にキャンドルを灯していたのは、自分で商売を始めたばかりの頃。疲れ果てて深夜に帰宅し、ワインと覚えたての...