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2020/08/22 13:43


カンタが好き
BOROが好き

カンタはインドの糸しごと
BOROは日本の糸しごと

ほんの少しだけ
過去の

インドの東北
村の女たちは
白いサリーをほどき重ねて
心のままに
糸で自由に描く
布に自由に描く
赤児のおくるみ
嫁入りの敷布
あるもので
家族への想いを
描く布

日本の東北
村の女たちは
藍の野良着にハギレをつぎはぎ
時をつくろう
あの時は意図して布を重ねる
その時は無意識で布を重ねる
野良着 肌着 腰巻 夜着
重みと厚みは
代々の語らい

人は
地球から
糸を紡ぎ 布を織り
色を染ませ
てしごとを重ね重ねて
いつか
地球に還す

地球は
それを土として
水を通じて風にも還す

人はまた
地球から素材を借りて
暮らしを縫い重ねる
祈りを縫い重ねる

応えて地球も
祈りを縫い重ねる

時空を超えて
いろとりどりに重なりゆく
布と糸の終わりなき
ぬいとりの針の動き
無限に広がりゆく
無数のつくろいのリズム

ずっと先の
未来まで


カンタに触発されて。即興性と、地刺しのさざ波。



ずいぶん前に骨董市で求めたBORO。ボロは襤褸と書く。左上の白い布は私が加えた。他はいつかどこかの人の手による縫い。手の違い、三人は感じた。