ときならいま

時　　　を想う
奈良井　を旅する
今　　　の心


日本を代表する宿場町の一つ、中山道の信州木曽奈良井宿。
その風景と、時を超えたこころの風景とを重ねた、
写真と詩のハガキ集です。

心の旅へ誘うのは、手仕事と自然物による包み。

黒文字の枝は
木曽のエネルギーへと繋ぐ道しるべ、

折り畳まれた芭蕉紙の手紙は
感覚で読む旅への招待状、

背に差し込んだ巻紙は
あかね染の赤い麻糸でむすび、ご縁をつなぐ案内状。

ベトナムで手紡ぎされた野生味あふれる葛の糸をほどき、
昭和時代のものと思われる手漉き和紙をひらく。

６枚重なるハガキもまた芭蕉紙。
素材感のある風合いが揺らぎを生み、私たちを誘い込みます。
書き込み面は滑らかで、ペンを走らせやすくなっています。

小さな写真集のようにときどき開いて眺める、
壁にピンナップする、
メッセージを添えて便りを送る。

あなたの今のままにお楽しみください。


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写真　詩　デザイン　制作：hinoboriyuuko

紙：芭蕉紙（伊勢和紙）
印刷：染料インクジェットプリント
包紙：漉き込み手漉き和紙
紐：手紡ぎ葛糸（ベトナム）
枝：黒文字（信州木曽）

配送：クリックポスト（185円　郵便受けに投函　追跡サービスあり　日時指定不可）


「宇宙のみち」
家は星々
街は銀河
宇宙のままに
今をめでる


「ひとはひと」
人は火と
くらす
火は
人の
心に
ある


「千年のみちしるべ」
500年前のあなたから
500年後のあなたへ　
今
手紙を届ける
わたし


「ひかりのむこう」
祈りは今
どこにある
合わせた手
その心　
祈りはいつも
そこにある


「やくそく」
今
待っている
たびだちの時を
今
待っている


「せかい」
心のくもに
光の入口
晴れると
信じて
歩く
この道