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2023/09/06 16:18



モーリオという音そのままに、やさしくやすらかで力に満ちた街、盛岡。
青森へ帰省する途中で立ち寄るうちに、人々との出会いにも恵まれました。
宮沢賢治のものがたりの中の盛岡「モーリオ」。

大好きなその街で、2022年から始まった「北のクラフトフェア」。
ミナペルホネンの皆川明さんをはじめ、深く広い視点で活躍されている方々の審査により選ばれた
出展者のひとりとして、「即興手刺繍」の作品を携え北へ向かいます。
1回目となった昨年は、素晴らしい時が流れ、高揚感に包まれていたと聞いています。
とても楽しみです。

長野県に住んでいますが、
実は、応募した春には、生まれ故郷である青森県への単身引越しを考えていました。
それが応募のきっかけです。
二拠点もありうるしどうなるのか?まずは東北への旅をしました。
それから心境やエネルギーの変化の流れに身を委ね感じながら
次の一手、次の一手を繰り返して今にいたります。
遠い未来はわからないけど、しばらくはここ木曽にいてやることがあるように感じています。
でも、北の人々、北の大地ともエネルギーを交えたい想いは消えません。
「北クラ」から何かが始まるでしょうか。

開催まであとひとつきとなりましたが、
まだこれから制作の日々となります。
どこまで実現できるかわかりませんし、
手を動かすことでアイデアが生まれ、そして変わっていくかもしれません。
宇宙のみちびきのままに、小宇宙を作ってみたいと思います。

構想の一部をご紹介します。
制作過程や仕上がった作品などはSNSでお伝えしていきます。
フォローもよろしくお願いいたします!





【構想1】刺繍絵

エネルギーを集めて刺繍します。
1枚がひとつの作品であり、
20から30枚が集まりまたひとつの作品となります。
掛けたり敷いたりして飾る絵布は、
自然と同じく不揃いな形のままに完成といたします。






【構想2】壁飾り

藍染の手織布を八角十字に縫い合わせ、手刺繍。
木曽ヒノキの天然木(植林ではない)の
きめ細やかなカンナ削りを編み、縁にかざります。
手のひらサイズの壁飾り。






【構想3】ホームスパンウールブローチ

毛織物作家の佐々木トモミとコラボレーション。
約30年丹精してきた手紡手織の技と羊毛への愛が現れた
トモミさんの美しく繊細なホームスパンの布に
私が手紡したワイルドな野蚕シルクの糸を
それぞれの命をただ感じて、手に任せて刺繍します。
表現の個性は違いますが、「生成り」のままを愛する心は同じ。
小さなブローチにして、たくさんの方の命とまた重なりますように。




10月7−8日
岩手公園芝生広場にて

秋の東北旅行、ぜひご計画ください。
会場でお会いできるのを楽しみにお待ちしております!


日登ゆうこ



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