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2020/03/21 23:22

草木染め。シルク。刺繍。

お洗濯の仕方が難しいのでは?と思われる方もいらっしゃることと思います。

なぜそうするのかがわかり慣れてしまえば、そう特別なことではないし、自分なりに暮らしの中になじませていけるので、ポイントと私なりの手順をお伝えします。


ただし、使うこと、お洗濯することも自然と同じように個性と変化がつきもの。

地球には様々な素材の布があり個体差があることに加え、組み合わせによって起こることが無限でしょうし水も土地によって成分が異なり、使用の頻度や環境による違いも出てきます。


変化したことを、劣化した嘆くこともあるでしょうし、育ったと愛でることもあるでしょう。

私はラフに使うタイプ。ある視点からいえば、荒っぽく大事に使わないと言えるかもしれません。それが私の自然だから、いわゆる手入れ的なことが後手に回る。でもとても長く使う。それは私の自然。


ですが、これからお伝えするお洗濯は、「変化を少なくする」為のお洗濯方法。写真はマスクのお洗濯ですが、ほかのものも同じやり方で大丈夫です。


まず、洗剤選びは大きなポイントです。


蛍光増白剤が含まれていないもの(白くなる!じゃないもの)。


色の変化を緩和するには「中性」。草木染めするときには酸性アルカリ性を利用してイメージする色に近づけるので、出来上がった色にもその性質が及ぶと色が変わってしまうことがあります。


洗剤のパッケージに書いてある、適合する素材をチェックする。特にシルク、ウールなど動物性の素材に合っているかみてください。


最後は私の好みですが、合成香料が含まれていないもの。見た目や風合いには大きく影響しないかもしれませんが、自然の布を自然の生き物(ヒト)が使うから、自然がいい。無香料か、天然の香料。

表示では天然のものでも「香料」と一括して書かれていることがありますので、謳い文句の文言も見てみてください。「天然成分配合」はすべてそうとは限りません。「100%」「すべて」と書かれているか注意。合成の香りは、生き物としての感度を鈍らせるように感じますし、自然に変化せずいつまでも漂い、自身と周囲を巻き込み感覚を固定化するようにも感じています。地球への影響も喜ばしくないのではないでしょうか。

香りは大好きなので天然香料の入っている洗剤を愛用しています。洗濯するとき干すときには香って心地よく、また着るときにはニュートラル。


入浴や洗顔、食器洗いの流れで気軽に手洗いを。


私が使ってみてお勧めしたい洗剤をご紹介します。

シルク、ウールなどにも使え、一見高価ですが少量で充分に洗え、すすぎも半分で済みます。

「がんこ本舗  海へ」

http://www.mori-umi.com/shopdetail/000000000174

「ラレシープオーバンブー 竹ランドリー&キッチンソープ」

https://lalessive-aubambou.com/



適量をぬるま湯に入れ、ゆらゆらしたり、手で挟んで押し洗い。ゴシゴシもまずに。




すすぎの前の脱水は手で挟んでねじらずに絞ります。





すすぎもチャプチャプと。
当アトリエには、絶えず山の水が流れているので桶に入れてしばらく漂わせるだけ。
一般的な水道なら、何度か水をかえてすすぎ。



すすぎの後の脱水はタオルに挟んで、くるくるしてぎゅっとしてもいいし、



挟んで叩いても。



あちこち手で伸ばして整えて、風通しの良い場所で陰干します。伸縮性のあるニット生地の場合は平らにして干します。
「なごり雪」と題したマスクたちを干していたら、またなごり雪が降ってきました。



洗いざらしもよし。



アイロンをかける場合は当て布をすると布に優しいです。熱に強い麻か綿の薄い布を。
シルクは特に摩擦に弱いので、こすらずにずらしながら当てていきます。

私は洗いざらしが好きで、あまりアイロンに馴染みがなかったので、今思えば随分荒っぽいことをしていたようですが、頻度が少なかったからか大きく失敗感じることはありませんでした。怖がらずに布と対話しながらやってみましょう。




端までアイロン当てればシャープに、当てなければふっくら感が味わえる仕上がり。
刺繍の部分は、ぎゅっとアイロンを当てると立体感がなくなりますのでほどほど熱を近づけて、糸の巡りが整うイメージでしてみてください。

失敗した!と思うことがあっても、また濡らせば次へつながる。そんな気持ちでトライして、自分なりのいい感じを見つけてみていただければ嬉しいです。