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2019/11/15 02:30



小さな道具を野山に連れて行って手仕事をしたら、
ああ、どんなに気持ちいいだろう。
そう思いついて出かけた初夏の湿原は、
一寸先しか見えない霧の中。

それから夏がすっかり終わり、
秋も終わりそうになって羊毛の虜になる季節になった頃、
頭より先に体が思い出して
羊毛とスピンドルをポッケに入れてでかける日々が続きました。

静かに座って糸を紡いでいると、
いにしえの旅する紡ぎ人になったようで
時間の流れがすっかり変わってしまいます。
いつも感じている「わたし」のキャラクターとか役割とかの思い込みが
どっかに行って「ただ、在る、わたし」。

この糸たちをつくる狙いは、
手仕事の紹介や材料としての製品づくりではなく、
自然素材の命を感じること。
素を愛でること。
素材の元の姿を感じにくい現代に、
そもそも衣服って生き物からできてたんだなって感じられること。
小さな道具でそこに手を加える気配と
さらに自然のエネルギーを
複雑に絡み合う毛のはざまに存分に蓄えること。

くらしの中にちょっと添えられる、感じられるものをお届けしたい想いです。
手仕事に慣れていない方は、ラッピングに使ったりしてみてください。
生きた素材って語りかけてくれるので、その感触が染み込んだら
ふといいタイミングでひらめくこともあるのではないでしょうか。

惑星ウールというネーミング。
巻いてみたらそう見えちゃたことと、
素の素材に触れていると、
宇宙とつながっているような、内側の世界が拡大していくような
そんな感覚になることとも繋がって、ぽんとでてきた名前です。

気配をお伝えするために、ふたつのおまけがあります。
まずは、箱を開けると糸玉を包んでいるお便りが入っています。
手にした方にだけおすそ分け、どこでいつ紡いだかのちょっとしたストーリー。
もうひとつは、実際に手にされない方へも。
カメラとタブレットを連動させてセルフ撮影してみました。

一番初めに撮った動画を今回ご紹介します。
まだ編集の仕方がわからないので、ちょっと長いです。
坦々と糸紡ぎが続きますが、
光の当たり方や、手がなんか考えてるなとか、
最後の方でスズメバチが参加してきたりもします。
ええ、坦々と続きますが、自分で見ていても、ちょっと瞑想状態になったりして、
つい何度も再生して観てしまいました。
山小屋の前の草むらにて。
森の向こうが田畑なので農機の音が入ったり、
カメラの動作音が入ったりしているのはご愛嬌。
鼻歌とか独り言も。。。
セーターも愛用しすぎてボロで恥ずかしいのですが。。
(もちろんウールです)



野性の原毛手紡ぎ糸 movie 1 山小屋の草むら編