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2019/02/01 16:25




大陸の西の端の港町

男たちの帰りを待ち待ち

羊の糸を編んでいく


水平線に目をやりゃ 心はシケて

手元に目をやりゃ 心は凪いで

行ったり来たり


男たちはもう直ぐ帰る

急がなくっちゃ羊の帽子

まだできない


水平線に目をやりゃ 早くおかえり

手元に目をやりゃ まだもう少し

女心は 行ったり来たり



旅するデザイナー Big Hug 永井さんが、
こよなく愛するポルトガルウール。
新しく、フィッシャーマンの町でつくり手と出会って生まれた
「マーリャ」手編みニットキャップは
伝統的な海のワークウェアの風合いに満ちています。
ヨーロッパ各地で漁師さんたちが来ていたセーターでおなじみの、あれ、です。

岸壁で夫の帰りを待つ三人の妻たちが
エプロン姿で編み物をするモノクロ写真を見たことがあり
そんな風景が消えてからまだ100年も経っていないことがわかります。


沖では、すっぽり耳も覆って被るでしょうか。




魚をあげる時、船の手入れをする時には
折り返して少し風を入れるでしょうか。




化学繊維がなかった頃に見出された、素材の活用法ではありますが
なぜウールだったのか。
使ってみるとよくわかります。

羊の毛の自然な油分がしっかり残っています。
そのため、少々の雨雪、汚れは弾きます。
(ポルトガルの伝統的なレインコートにウールのものがあります)
もちろん、とってもあたたかい。
湿度の調整が得意な素材なので、蒸れにくい。
天然の抗菌力があり、臭いにくく快適。

もともと羊さんたちの日常着ですから、なるほどですね。




白、茶、ベージュ、モカ色、グレー。
いろんな色が混じっています。
すべて染めたものではなく、羊さんの毛の色そのまま。

お手持ちのお洋服に、
自然色にも、ビビットな色にもなじむミックスカラー。

漁師がセーターで仕事をしなくなったこの時代なら
女性も被る側として楽しんでいただきたい。

色違いでいかがでしょうか。











ポルトガルの羊いろいろ帽子。




私たちが暮らす南アルプス山脈の麓では、今年はなかなか雪が降らずいましたが
昨夜の雪で田畑は少し白くなりました。
こんな冬は、2月に大雪がまた来るのでは?と噂されています。

お出かけにはもちろん、寒い屋外での作業にも、雪の日にも
こんな帽子がひとつあれば、一生もの。
年を重ねながら、冬の相棒として長くお付き合いいただけますと嬉しいです。



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